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庭づくりで外からの音は気になる?対策方法を解説

この記事のポイント

庭の騒音対策は「どの音が一番つらいか(車・人・話し声)」を特定してから、フェンス・壁・植栽・窓対策を組み合わせると失敗しにくい

正直なところ、「高い塀だけ」で何とかしようとするとコストも圧迫感も大きくなりやすく、「防音フェンス+植栽+室内の内窓やカーテン」で段階的に対策する方が現実的です

今日のおさらい:要点3つ

1. 騒音対策の基本は「音の通り道(道路側・窓・隙間)」を押さえ、防音フェンスや厚みのある塀で「壁」を作ること

2. 樹木や生垣は、音を乱反射・吸収してくれる「グリーンのクッション」になるので、防音フェンスと組み合わせると心理的な騒音ストレスも下がりやすい

3. ケースによりますが、外構だけで完結させようとせず、「外(フェンス・植栽)+中(内窓・カーテン)」の両面で考えると、費用対効果が高くなりやすい

この記事の結論

一言で言うと「庭の騒音対策は、防音フェンス・植栽・内窓の3点セットで『音を半分くらいに感じるレベル』を目指すとバランスが良い」です

最も重要なのは、「何dBくらいの音を、どの時間帯にどれくらい減らしたいか」を決め、その音源に一番近い場所(道路側・隣地境界・窓)に防音要素を集中的に配置することです

失敗しないためには、「高い塀で全面を囲う」のではなく、防音フェンス・厚みのある塀・植栽・内窓を組み合わせて、「コスト・圧迫感・効果」のバランスを取ることです


メインブロック1:外からの音が気になるとき、まず整理すべきこと

ついついやってしまう「音のせいで検索ループ」の夜

夜、家の中で静かにしていると、外から「ブーン」という車のエンジン音や、近くの駐車場のドアの開け閉めが何度も聞こえてくる。そのたびに耳がそちらに持っていかれて、テレビの音量を上げたり下げたりしているうちに、ふと「この家、選び方を間違えたのかな…」とため息が出る。

気づけばスマホで「庭 騒音 対策」「外からの音 うるさい」「防音フェンス 効果」などと検索を繰り返してしまう——そんな夜、ありませんか。

正直なところ、その「しんどさ」はよく分かります。実は、外構の相談でも、「デザインよりも、とにかく音を何とかしたい」というご相談は年々増えている印象です。

ただ、「とにかく静かにしたい」のまま外構工事を進めてしまうと、コストの割に満足度が上がらないリスクも高くなります。

「何の音が、いつ、どのくらい気になるか」を言語化する

騒音対策で一番最初にやるべきなのは、「音の正体をはっきりさせること」です。例えば、こんな感じで整理してみます。

音の種類

  • 車の走行音・アイドリング音
  • 近所の駐車場でのドアの開け閉め
  • 隣家の話し声や子どもの声
  • 電車・バス・幹線道路の走行音

気になる時間帯

  • 朝の通勤時間帯だけ
  • 日中は気にならないが、夜~深夜に気になる
  • 土日の日中だけ

音が一番よく入ってくる場所

  • 道路に面したリビングの窓
  • 寝室の窓
  • 庭に面した掃き出し窓

音の通り道は、多くの場合「窓」「壁」「隙間」です。外構だけで解決しようとせず、「この窓の、この時間帯の、この音をまず減らしたい」というターゲットを決めると、対策を絞り込みやすくなります。

実体験:幹線道路沿いの家で「外構だけで何とかしようとして失敗した話」

以前、幹線道路に近い家に住んでいたとき、最初の1年目はとにかく車の走行音が気になっていました。そこで、道路側に高さ2m近い塀をつくり、「これでかなり静かになるはず」と期待していたのですが、結果は想像と少し違いました。

  • 確かに、直接の音は少し和らいだものの、「ゴーッ」という低い音は依然として家の中に響く
  • 塀を高くした分、外構費用は予算をかなりオーバー
  • リビングの窓から見える景色は「壁感」が増し、圧迫感を強く感じるようになった

あとから防音の専門記事を読み返すと、「音は空気の振動なので、塀の上を乗り越えても伝わってくる」「窓ガラスの防音性能も重要」という当たり前のことに気づかされました。

その後、リビングの一部に内窓をつけ、遮音カーテンも併用したところ、体感的に「半分くらい静かになった」と感じるようになり、「最初から外+中の両方で考えればよかった」と心底思いました。


メインブロック2:庭でできる騒音対策の具体策と比較

防音フェンス・塀の役割と限界

庭でできる代表的な騒音対策のひとつが、防音フェンスや厚みのある塀です。

防音フェンス

  • アルミ+多孔質樹脂などの構造で、外部からの音を遮音・吸音する製品がある
  • 実験値では、「音が半分くらいに感じる」レベルの低減が確認されているものもある
  • 交通量の多い道路沿い・駐車場に面した境界などで効果的

厚みのある塀(ブロック塀・塗り壁など)

  • 重量があるほど音の透過を防ぎやすく、音の波を遮る「壁」として働く
  • ただし、コストと圧迫感が大きくなるため、「どうしても必要な場所」に絞るのが現実的

LIXILの防音フェンスでは、足元に近い部分での音が半分近くにまで軽減された実験結果も紹介されています。ただし、音はフェンスの上からも回り込んでくるため、「完全に静かになる」わけではないことも明言されています。

正直なところ、「防音フェンスをつけたら、外の音がゼロになる」と期待すると、ギャップが生まれやすいです。「体感で半分くらい」「会話やテレビの音量を少し下げられる程度」を目標にしておくと、満足度とのバランスが取りやすくなります。

植栽・生垣は「音のクッション+心のクッション」

樹木や生垣を庭に配置することで、音を乱反射・吸収し、心理的な騒音ストレスも軽減できるとされています。

樹木や生垣の効果

  • 枝葉が音の振動を乱反射・吸収し、直接的な反射音を和らげる
  • 緑の景色による視覚的な癒やしで、「音の感じ方」自体が少しマイルドになる

注意点

  • きちんと効果を出すには、ある程度のボリュームと配置が必要。細々とした樹木数本では効果は限定的
  • 生垣は定期的な剪定や落ち葉掃除などの手間がかかる

ある外構コラムでは、「樹木や生垣を配置して音を乱反射させたり、吸収させたりする手法も有効」と紹介されています。

正直なところ、樹木だけで劇的に騒音が減るわけではありませんが、防音フェンスと組み合わせることで、「硬い壁」と「柔らかいグリーン」の二重のクッションになり、庭の居心地全体を底上げしてくれます。

内窓・遮音カーテンなど「室内との合わせ技」

外構でできることには限界があるため、室内側の対策も組み合わせると効果がぐっと上がります。

内窓(インナーサッシ)

  • 既存の窓の内側に新たな窓を追加し、空気層で音の侵入を減らす
  • メーカー公表値では、40dBの防音効果を持つケースもあり、「音が半分ほど静かになる」レベルが期待できるとされています
  • 大きな窓でも小さな窓でも、工事は半日程度で済むことが多い

遮音カーテン・隙間テープ

  • 比較的手軽な初期対策として、窓やドアの隙間から入る音を軽減する方法
  • 「本格施工前の試し」として、どれくらい体感が変わるかを見るのにも向いている

LIXILの解説でも、「外からの騒音を防ぐには、音の通り道への対策が必要」「窓を通して音が聞こえるなら、内窓や遮音カーテンも有効」とされています。

庭での騒音対策を考えるとき、「外側だけで戦わない」「中からも半歩出る」という発想を持っておくと、結果的にストレスの少ない環境に近づきやすいです。


よくある質問(FAQ)

Q1:防音フェンスをつけると、どれくらい静かになりますか?

A1: 製品や条件によりますが、実験では「音が半分くらいに感じる」レベルまで低減した例があります。ただし、完全に音を遮ることはできません。

Q2:高い塀を作れば作るほど、静かになりますか?

A2: 高さが増せば遮音効果は高まりますが、音は塀の上を回り込んでくるため限界があります。コスト・圧迫感も増えるので、「必要な場所だけ適切な高さ」で考えるのが現実的です。

Q3:植栽だけで騒音対策はできますか?

A3: 樹木や生垣は音の乱反射・吸収に役立ちますが、それだけで大きな騒音を抑えるのは難しいです。防音フェンスや内窓などと組み合わせると効果的です。

Q4:一番コスパが良い騒音対策は何ですか?

A4: ケースによりますが、「一番気になる窓に内窓+遮音カーテンを導入」するのは、比較的短期間で体感しやすい対策です。

Q5:庭での騒音対策と、室内の防音工事、どちらを優先すべき?

A5: 音源が道路や駐車場の場合は庭側の防音フェンス、室内に強く入る場合は窓まわり(内窓・カーテン)と、音の通り道がどこかによって優先度が変わります。

Q6:名古屋のような都市部でも、防音フェンスは効果がありますか?

A6: 交通量の多い幹線道路沿いや駐車場に面した境界では、防音フェンスを設置することで音のレベルを下げ、生活音との干渉を減らす効果が期待できます。

Q7:防音フェンスを設置するとき、隣家への配慮は必要?

A7: 高さやデザインによっては日射しや通風を遮り、圧迫感を与えることがあります。境界に設置する場合は、事前に隣家に相談するのがおすすめです。


まとめ

庭の騒音対策は、「音源に近い場所に防音フェンスや厚みのある塀」「庭での植栽」「窓まわりの内窓やカーテン」の3段階で考えると、現実的で効果も感じやすいです。

「外構だけで完璧に静かにする」のはコストと物理的な限界があるため、「体感で半分くらい静かになる」「生活の中で気になりにくいレベル」を目標にするのがおすすめです。

防音フェンスや内窓は、メーカーの実験値やdB(デシベル)の目安を確認しながら、「どれくらい変わりそうか」を具体的にイメージしてから検討すると、後悔が減ります。

「外の車の音が気になって、リビングでくつろぐ時間が減っている」「子どもの声がご近所にどれくらい響いているか不安で、庭遊びを我慢させている」と感じているなら、一度、外構業者に「音源の位置と窓の位置」を見てもらい、騒音対策込みのプランを相談してみる価値があります。

「なんとなくうるさいと感じるけれど、どの音が一番つらいか言葉にできていない」段階なら、1週間だけ「気になった時間と音の種類」をメモしてみてください。それだけで、どこに何をすべきかがかなり見えてきます。


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