縦格子フェンスが建物と調和するウッドデッキ
この度、ご縁がありウッドデッキの設計・施工をさせていただきました。もともとは人工木のウッドデッキをお考えでしたが、耐久年数や価格、天然木と人工木のメリット・デメリットなど考慮した結果、ハードウッドの中でも、イタウバと呼ばれる肌触りの滑らかな樹種を使用して、フェンスと一体型のデッキを製作することとなりました。

実はお施主様とは、今回のウッドデッキ製作以前からのお付き合いで、ご新築の外構計画を私が担当してプランニングしておりました。
その際に、将来的にウッドデッキを窓前に自作しようと思っているとの会話があり、それを見越したお庭のプランニングを行っておりました。
ウッドデッキ製作の初日は、計画予定地の芝をはがして、しっかりとした下地作りから始まっていきます。
天然木は、mm単位の仕上がりが可能!

天然木材ならではの質感、香り、肌触りは、人工木には再現できない、とても魅力的な特長です。さらに天然木なので、加工する確かな技術があれば、建物やタイルテラスとの細かな隙間も、mm単位での調整が可能で、オンリーワンの施工が可能です。
お打ち合わせの段階で、人工木か天然木か検討していた際にも、人工木ではユニット(規格もの)での販売になるため、フェンス柱とデッキを一体で仕上げることができなかったり、現場での細かなおさまりに対応しきれない、そして庭彩工(にわざいく)では設計・施工が一貫なのでご予算で比較しても軍配が上がる等、全体的にお客様にとって、さらにご満足いただけるご提案になったと自負しております。
こだわりいっぱいの縦格子フェンス

お打ち合わせの段階で、天然木はどのような加工をできることがわかると、フェンスの高さはもちろん、縦格子の板幅や隙間幅、階段の間口との兼ね合いなど、実際にメジャーで長さを確認しながら細部までこだわり抜いた仕上がりになっております。
こういったこだわりある施工ができて、大変嬉しく思います。この度はありがとうございました!